13.認定薬剤師制度

薬剤師は生涯研修を続けることにより、薬剤師としての能力・適性の維持向上に努める ことが求められていますが、 そのためには薬剤師なら誰でも受講できる質の高い研修を提供し、研修成果を正しく認定することのできる機関が必要です。

薬剤師に研修を提供 する機関は数多くありますが、その中でも一定の水準を満たしている質の良い研修制度を求める声が高まり、 研修制度自体を認定・評価する機関「薬剤師認定制度認証機構 (Council on Pharmacists Credentials、以下CPC)が平成16年に誕生し、 22年にはその公益性、中立性が認められ公益社団法人となりました。このCPCが認証する認定薬剤師制度は、「生涯研修認定制度」、「特定領域認定制度」、 「専門薬剤師認定制度」の3種類に分けられています。

「生涯研修認定制度」とは、薬剤師の職能向上を目的とする一定水準以上の研修を受講し、 その成果を認定する制度です。「研修認定薬剤師」や「認定実務実習指導薬剤師」などが これにあたります。
「特定領域認定制度」とは、研修の中でも特定分野・領域についての学習を収めた成果を 認定する制度です。「漢方薬・生薬認定薬剤師」、「プライマリ・ケア認定薬剤師」、 「がん薬物療法認定薬剤師」、「感染制御認定薬剤師」などがあります。個々の取得方法は 違いますが、実務経験や実際に症例に従事した件数が求められるものも多く、 生涯研修認定制度より取得のハードルは高くなっています。
「専門薬剤師認定制度」は、特定の疾患・診療領域を対象に高度な薬学的知識を有し、 チーム医療や地域医療に貢献できる能力を持つ薬剤師を認定する制度です。「がん 専門薬剤師」、「感染制御専門薬剤師」、「精神科専門薬剤師」などがあります。特定領域 認定薬剤師よりさらに専門性の高い試験を受験し、対象疾患に関する学会発表や 学術論文を求められるなど、最も取得の困難な制度です。  特定領域認定薬剤師と専門薬剤師は、病院勤務でないと取得できないものがほとんどです。専門薬剤師を目指すのも病院ならではのメリットですね。


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